嘘喰い(作者:迫稔雄)
初めまして。愛知県在住 東北出身のもーるです。
私の本気でおススメする漫画は『嘘喰い』です。
まずこの漫画との出会いは今現在もあまりしないのですが、コンビニの立読みでした。絵は刃牙を連想させるほどでした。
登場人物紹介
- 斑目 獏(まだらめ ばく)
主人公、天才ギャンブラー、嘘喰い - 梶 隆臣(かじ たかおみ)
変なきっかけで主人公と行動を共にする - 夜行さん(やこう)
コーヒー店の店長(笑)、立会人 - 殺人おじいちゃん
殺人及び殺害のシーンを見るのが好きな狂気の塊 - 殺人グループ
殺人おじいちゃんの部下、4人ほど居ましたが、遊びで殺しをするいかれたメンバー - 殺人おじいちゃんの操り人形
知能が著しく低いが殺人に特化した超人的な怪物
そして私が立読みをして読んだこの時は廃ビル内の話で、廃ビルにお住いの殺人(傍観)が好きで殺人指令を出すおじいちゃんとその部下の殺害を実行するメンバー(遊びで殺しをする)。のグループと勝負する主人公達。という内容でした。
後程分かりましたが、
もちろん主人公たちは意味もなくこんな状況にいるわけではありません。
『賭け』をしています。
主人公たちは賭けの代償として殺人メンバー達と戦っていました。
☆賭けたものについて☆
1000万と廃ビルetc…の所有権を掛けた『おじいちゃん』
に対し
その1000万を持って生きて廃ビルをでるだけ『主人公達』
まぁここまで行くと殺人を道楽としたおじいちゃんからお金をゲットしたい主人公は、はやく廃ビルから逃げ出したいという流れになります。
ただこの状況だけでは、もしビルから逃げ出せても追ってきて殺されるのではないか??と思います。その通りです。
そこでこの賭けの立会人として謎の紳士、夜行(さん)立会人が居ます。
説明が大変なので夜行さんについて簡単に説明します。
- 夜行さんは当事者達の出し物(賭け品)が均等になるように賭けの内容を調整(不釣り合いでもお互が納得していればそれもOK)します。
- ゲームの内容を取り決めます。夜行さんの発案する内容で行うか、もしくは当事者案(お互い納得出来ていればそれでもOK)。
もちろんゲームにはルールを加え、お互いが決められた内容の範囲内でゲームを実施。
立会人の夜行さんはゲームで取り決められたルールで違反がないか審判します。
もしルール違反が発覚した場合、夜行さんにより粛清されます。鉄拳もしくは銃火器などで行うためほぼ死ぬ確率が高い粛清。さらにゲームの敗者からは即座に取立てを行います。
(夜行さんは怪物染みた方です)
なお立会人は責務を全うするので仮に知り合いだろうが肩入れすることは一切ありません。
こんな人を雇っている企業が後に出てきます。
101名ほどこんな人たちがいます。
そのため廃ビルの賭けについてもこの紳士(夜行さん)をどうにかしない限りおじいちゃんは主人公が無事に廃ビルを抜け出せてしまったとしても一切追うことができないことになります。
それではここで私の興味に触れた嘘喰いの内容を紹介します。
こんな危険な賭けをしている主人公が恐ろしいほど体力が無かったという所でした。
どのくらいかと言うと数メートル走っただけで息を切らしてしまうほど・・・
しかも肩でするほど体力がありませんでした。
ゲームはかなり一方的な展開でした。暗く死臭のする廃墟ビルの中
なんか頭のぶっ飛んでるオッサンと部下の殺人メンバー。
殺人鬼メンバーは各自、銃やナイフ、暗視ゴーグルを装着していて丸腰の主人公達にはかなり厳しい
さらに絶望的な事に廃ビルには生還者を絶対出さないため色々なトラップがあちこちに仕掛けられており、下の階に行けば行くほどトラップの数が増えてくる仕組みになっていました。
主人公達はおじいちゃんの指示のもとに動く殺人メンバーにじりじりと追い詰められます。
再度言いますが、主人公は体力の無い上、さらに普通以下の戦闘力。
(数メートル走ると肩で息をするほど)
私は読み始めの時点で
『あれっ?このキャラ(主人公)は主人公じゃないのかな??いきなりヤバそうな雰囲気しかないけど。。てかこの廃墟から逃げれるのか』
と、もちろん思いました。
ここからは漫画をおススメするので簡単な内容でしか話しませんが、主人公達の冴えわたる逆トラッブで殺人メンバーから武器を奪い、次第に優位になってきました。
ですが、地の利があるおじいちゃんはそんな事は関係ありません。
ターゲットがどこの階に居るかもまる分かりの常に優位にいるおじいちゃん・・・
更におじいちゃんの操り人形がここぞという場面で投入されます。
このおじいちゃんもそうですがおじいちゃんの操り人形・・・ほんとに卑怯です。
こんなの居たらどんな人でも簡単に死ねます。
もっと続きを話したいですが、私と同じく嘘喰い中毒者がでることを期待して結果は無事に廃ビルを出ることに成功した主人公達でした。
この時の主人公たちの切抜ける為に行った策略などかなり感服しました。
それではさらりと説明してきてしまいましたが、なぜ自分の中で№1で且つおススメするかについてお話しします。
とてもシンプルな内容になってしまいますが、『頭脳戦』と『躍動感ある戦闘シーン』が好きな私は、この両方を見事に織り交ぜられているこの漫画が他の漫画と比較にならない位のパンチ力が有ったからでした。もうダブルパンチと言っていいでしょう。
もう一回言いたい。ダブルパンチ。
以降もこんな感じで賭けをメインで多種多様な内容で賭けが行われていきます。
なお、勘違いはしないでほしいのは命の奪い合いが基本ではありません。あくまで代償として命を懸けた場合のみです。
先ほども言いましたが、私が好きな内容の参考としてデスノートやカイジのような『頭脳戦』と空手小公子小日向海流のような『躍動感ある戦闘シーン』が合わさっているような内容がたくさんあります。
現在で最新46巻、ほぼ最終章まできているところです。
正直頭脳戦はお利口な方だと割と呑み込めるようですが、自分は8割くらいの内容しか理解できていません。悲しいです。
ご機会があればみなさんもぜひ挑戦してみてください。
色んな知識がつきますよ。
もーるプロフィール
住所::愛知県在住 東北出身(31歳の独身です)
趣味::アニメ観賞(ギャグ・スポーツ・サスペンス) 登山 カラオケ 漫画 稀にボルダリング 釣り
職業::自動車関係
夢::スカイダイビング(高所恐怖症です) 整体師など起業してみたい 早期社畜卒業
特技::相手にもよりますが、30分程度でかなり親しい関係になる。人見知りしない。
性格::明るいけどひねくれてます。